サポートにコストが掛かるという認識
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/02/news039.html
mixiニュースの方でものすごい言及数があってちょっとびっくり。「9x系を使うな」というタイトル付けな辺り、煽り記事なのかなとも思ったり。
依然利用するユーザ数が多い以上、こうでも書かないなかなか意識付けをするのが難しいのかもしれません。
何れのソフトウェアを選ぼうにも、サポート切れのシステムから移行する費用や、システムを維持するためのユーザの負担、サポートを継続するための費用など、ソフトウェア環境の維持にも何らかの方法で負担が必要であるという認識が、まだまだ浸透していないことが伺えます。
発売されてしまった製品はともかく、このような問題を避けるためにも発売、リリース時に製品サポートの期限を示すことが大事なのでしょう。最近だとFirefoxなどもアナウンスを行っていますし。
テレビなどで、サポート切れのソフトに対する代替策として、(最近だとVista発売前のクローズアップ現代とか)Linuxが無料で利用できるOSと謳われたりするのを見ていますと、リリース後のソフトウェアに対するサポートに誤解を与えてしまうのではないかと思っています。
無償で入手できるLinuxなりBSDなり数多くありますが、リリース後のOSを無償でサポートするのには限界があるでしょう。(それ故RHELを始めとする、有償での長期間サポートというビジネスが存在するわけですが。)
これらのOSの場合、ソースコードを入手して自前でメインテナンスという手段もありますが…