日記テスト運用中

不定期に更新中。高専・学生ロボコンといったNHKロボコンネタを主に。ほかにもいろいろ。

大学ロボコン2005

折角書くネタが出てきましたので,自分の記録代わりに書いてみます.ルールを理解していないと判らない部分がありますが,ご容赦を.
#RURの部員の方々へ:間違っている部分,問題がありそうなところがありましたらコメントもしくは310で指摘お願いします.


ABUロボコンの国内予選になってから,今年で4回目の観戦です.
相変わらず一般観客席の応募倍率が高いようで,NHKには観客数のもっと入る会場への変更を検討して欲しいところです.今の会場は,6年前に母校が主幹高専で地区大会を開催した会場ですし.NHKの位置づけは高専ロボコンの地区大会=大学ロボコンなんでしょうか?


10:00会場入り.既に10名ほど並んでいました.それでも高専ロボコン全国大会の並んでいる人数と比べると歴然の差があります.
会場外にある休憩スペースで話しかけられて,誰かと思ったら元明高専のNCF氏でした.気づかなかった…今年は長岡技大が出場しないので,高専ロボコン経験者はあまり見かけないだろうなと思っていましたが,早くも遭遇.(しかしその後は…)


同じく休憩所にいたピットクルーの方々と話ができました.
「試合開始数秒で勝利か失格か決まります」
前日のテストランであまりにも早すぎる&危険ということで,移動速度を落とすことと,自動制御マシンがフィールド外に出た場合,最悪失格の判断をするという話が.他の大学のマシンについても,同様に自動制御マシンの動きについて制限がかかったとのこと.
ルールの特性上,勝利しようとなるとスタート直後に自動制御マシンを起動,一気にマシンを突撃させなければならないルールで,この制約は微妙なところです.


最初の試合,まずは九州大学との対戦.
試合開始,自動制御マシンが中央のトーチへダッシュするも外れてしまう…更にもう1台の自動制御マシンも途中で横転,緒戦から苦戦の予感.
しかし手動マシンの機動力は飛びぬけていて,無線操縦が大きくプラスになった感じがしました.
高専ロボコンでもそうですが,有線と無線では操縦のしやすさに歴然の差がありますし.
相手の九州大学の自動制御マシンは中央のトーチへ自動制御マシンを取り付けるものの,そこから進まず苦戦…
手動マシンが着実に点をあげ,辛くも勝利.


2試合目,工学院大学戦.
メイントーチへ自動制御マシンがダッシュするも,段差を上るところで向きが変わってしまう.周辺のトーチをもう1台の自動制御マシンが巡回,こちらは着実に得点を獲得してゆく.
手動マシンの機動力の高さも相まって,勝利.決勝トーナメント一番乗りになりました.


決勝トーナメント,対北見工業大学戦.
自動制御マシンが発進,しかし進行方向が左にそれ,自動制御マシンのゾーンを僅かに超える.高速で大きくゾーン外から出なかったことから,失格にはならなかったものの,リトライ後は復帰できず.実質3台のマシン(自動x2+手動)で戦うことに.
相手チームのマシンは着実に得点を獲得,中央のメイントーチに得点を獲得し大きく得点をリードされる.手動マシンのボール流し込みもボールの圧力低下によりボールがうまく転がらなくなり,成功率が前2試合に比べるといちぢるしく低下する.
試合終了,9対21,大差を付けられての敗退…


決勝トーナメントに進出するもベスト8,去年より1段劣る結果となりました.今年の製作メンバーは去年の経験者が多くを占め,マシンの作りこみも良い線を行っていただけに残念です.


たらればを語ればきりがないので,本日はここまで.明日はまとめとレセプションの模様を書きたいと思います.
大会の報告はRURの製作日記のもあります.こちらもぜひご覧を.
http://blog.livedoor.jp/rur_mech/
公式のマシン紹介は後にホームページで掲載されるとのことです.